オリバー・カーン(Oliver Kahn) 生年月日 1969年6月15日 国籍 ドイツ 身長・体重 188cm・91kg ポジション GK 所属 カールスルーエSC(ドイツ)~FCバイエルン・ミュンヘン (ドイツ) |
ドイツが世界に誇る世界最高のGK。燃え滾るその闘争心でチームを鼓舞し続け、支え続ける。シュートへの反応、状況判断、キャッチング・パンチング技術、守備範囲の広さ、どれをとっても世界最高水準。バイエルンのGKコーチ曰く「オリーの才能は多くもなく少なくもない」と言っており、才能だけでなく弛まぬ努力と鍛錬において世界最高の技術を手にしたのだ。
87年に地元のクラブ・カールスールエSCに入団するが、そのときは体格不良で悉く他のクラブチームの入団試験に落ちていたそうだ。90/91シーズンにレギュラーポジションを獲得するとクラブでの活躍が認められ、94年にバイエルン・ミュンヘンに引き抜かれ、95/96シーズンにUEFAカップ優勝を果たす。00/01シーズンにCLに優勝し、自らもスーパープレーを連発。02年ワールドカップではGKとして初めて大会MVPに輝くなど、キャリアのなかで最高の時を過ごす。
しかし、EURO2004後に就任したクリンスマン監督の方針により、代表GKはローテーション制となり、母国開催のW杯に向け長年のライバル、レーマン(アーセナル)と正GKの座を激しく争ってきた。その間レーマンは好調をキープし、逆にカーンは信じられないようなミスを連発し、コンディションを崩してしまう。そして06年4月7日、クリンスマン監督から正式に「レーマンが正GKである」と発表され正GKの座を失ってしまい今後の去就が注目されている。
02年のW杯では対アイルランド戦で1失点し引き分けてしまった試合で、試合後DF陣に3時間説教したことがあったり、同僚のプレーヤーに「この世で怖いものは戦争とオリバー・カーン」と言われたことがある。
バイエルン・ミュンヘン(H) 05/06 GK長袖
ドイツ(H) 06 GKシャツ
スポンサーサイト